雰囲気的な言葉の欠片:朝昼夜
01.朝もやの向こうに
02.透明な昼下がり
03.群青に沈む夜


朝方、あの人はいつも機嫌が悪い。でも実際、寝起きはいいから不思議だ。
彼女の料理は結構独創的だ。…だから、昼食時はいつも心配でたまらない。
仕事が煮詰まると彼は夜型人間になる。そうすると、また翌日は不機嫌から始まるのだ。
…本当、迷惑なんだから。