「意味判んない」
「ごめんって」
「……本当、判んない。何考えてるの?」
「だから、いつも言ってんじゃん。俺はいつもお前の事考えてるんだってば」
「…うるさい。――――ちょっと黙って」
そうして触れるのは君のぬくもり。
(012.キスの温度)
やまもおちもいみもない。